取り立てて書くことも無いので


最近気になること。

僕の職場に入ってくる船は、正規スケジュール上では通常、
週に7杯ほどあります。
1日1杯のペースですが、日に2杯捌く日もあれば、
何も来ない日もあるし、また船の動静が変わるなんてことは
それこそ日常茶飯事なので、作業計画は不規則です。

それはさておき、この7種類の船(同型船もあるが)の最高速力は、
どれも軒並み17ノット前後で、一番早いものでも18ノット、
それでもトップスピードで潮の流れにうまく乗っても20ノットには届きません。
1ノットは時速約1.8kmなので、どの船も急いでいるときには大体
時速30kmそこそこで、海上を走っていることになります。

気になるのは、この時速30kmそこそこ、という数字。
これって実は、昔も今もあまり変わっていない気がするのです。

僕の記憶が確かならば、昔の船、例えば1930年代、戦前に
就役していた日本の民間の輸送船なんかも、スペックとして記録に
残っている最高速力は大体18ノットくらいだったと思うし、
燃費の差や運用方法の違いもあるのでそうそう単純なことは言えませんが、
要するになんか技術的進歩が少ないように思うわけです。

これはもう言いたいだけですが、戦闘艦の話を出せば、
旧日本海軍の戦艦で一番足の遅かった「扶桑」だって、それでも
最高速力は22ノットちょいくらい出てたわけで。
駆逐艦で一番速かった「島風」は39ノットとか出してたわけで。
うーん・・・。


きっと、長距離を走って物を運ぶ、という運用のされ方をする船にとって、
18ノットというのは過不足ない、一番効率のよい数字なんだろうなあ。

でも、今も昔も見た目は変わらない、この18ノットという数字は、
60年間の技術発展でいったいどういう内面の変化をしてきたのか。
暇を見つけて調べてみようかなと思います。




能登丸
能登丸
1944年に戦没した日本郵船の貨物船。竣工1934年。最高速力は18.58ノット。

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うちの大学の船は13ktしか出ないのでボロボロの貨物にも抜かれるんですよねぇ
ちなみに世界最速フェリー「なっちゃんRera」は36kt
技術革新っていうか浮いてプロペラで進む方式にはけっこう低めの限界値があると思うほぅ

すごいななっちゃん。しかも船籍函館。(笑)
そうだね、飛行機みたいに推進方式とかの根本が
変わるものでもないから、何年経っても
そこまでの性能差は出ないんだろね。
最近は、燃料高騰対策にまた帆走を見直したり
する動きもあるみたいだしねえ。
戦隊は『函館』近海を航行中。
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yamashirogin

Author:yamashirogin
東京に出て、
哲学を学び、
港湾労働者になって、
都落ちして、
函館で働く
洋食屋の息子。

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