生き死に

森繁久彌さんが老衰で亡くなったそうだ。

昔、小学生の時分に、実家のレストランを題材にした小説が
東京で舞台化され、それを父に連れられて観に行ったことがあった。
主演は森繁さんで、幕末の動乱を駆け抜けた料理人夫婦を傍らから見守る、
頑固な父親役を生き生きと好演していたのを、いまでも覚えている。

たった一人の演技から作り出され舞台全体に広がる雰囲気、迫力は、
役者という職業の凄みを十全に味わわせてくれるものだった。
一度舞台を観ただけだけれど、二十年経ったいまでも
その印象を色褪せさせないのが、「稀代の名優」の演技の力なのだと思います。


その長い芸歴は、どれだけたくさんの人々の思い出を彩っているのだろう。

謹んで、ご冥福をお祈りいたします。
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Author:yamashirogin
東京に出て、
哲学を学び、
港湾労働者になって、
都落ちして、
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